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付加価値

街の電気屋さんが生き残るわけ

今年も5月から暑い季節がやってきましたが、わが家では、エ
アコンが一台壊れてしまい買い替えをしなければならなくなり
ました。
古いエアコン、いわゆる10年超になるものは、壊れたエアコ
ンを含めて2台あります。
とくに2027年問題で買い替えをするのではなく、エアコン
が壊れてしまったからなのですが、どうせ買い替えるならつい
でに古いもう一台も、この際、いっしょに買い替えしよう、と
なりました。

もっとも、数年前に量販店でエアコンの購入費用と工事費の概
算見積もりをもらっていたので費用の全体額はわかっていまし
た。
ただし、わが家の場合、2台のエアコンの買い替えは、工事を
おこなう場合、標準工事費でできる範囲ではありません。
ベランダではなく、屋根、あるいはエアコン本体から室外機ま
での長さがあったりと、標準工事ではとても費用が足りません、
そのうえ、エアコン専用のコンセントがなく、別途専用コンセ
ントの工事が必要になります。

量販店でエアコン販売をする場合、工事費用はスタンダードな
ケースであり、あくまで標準工事の範囲ですが、標準以外の工
事費用は別途見積もりとなっています。
しかも、電気工事は、量販店が指定する別会社へ依頼します。
標準工事でなければ、このやりとりだけでも結構工数がかかる
ものです。

それに比べると街の電気屋さんは、エアコン本体の販売よりも
工事に特化していますから、商談や交渉はすばやく終わります。
そのわけは、わが家の近隣の電気屋さんはパナソニックの系列
店なので、エアコンはパナソニックに決まっています。
あれこれ他メーカーの製品を選ぶ手間がかかりません。
価格も高いと思わわれているようですが、それほど高くはあり
ません。
しかも、電気工事代は、量販店で購入するよりも安くなります。
工事には、わが家の特徴に応じて、いろいろな知恵を絞ってく
れます。

私は、何度も書いているようにめんどくさがり屋ですから、あ
れこれ交渉することで時間を取られることが一番嫌いなタイプ
です。
量販店で購入する場合、エアコンの購入交渉のほかに工事費用
の確認、あるいは現調などの工数が増えることで自分の時間を
取られることになります。その点、街の電気屋さんとの交渉は
あっという間です。
わが家がお願いする電気屋さんは動きがはやく、私にピッタリ
です。
私も即断即決だからです。
相性がよい。

さらに、エアコンがトラブれば、すぐに自宅に駆けつけてくれ
て、トラブルの症状確認や部品の手配、あるいは修理をしてく
れます。
日頃から私の心に安心感が生まれます。
おそらくですが、戸建て住宅で年数が経った古い家の場合ほど、
電気屋さんにお願いしなければならない作業は多くあります。
エアコンだけでなく、蛍光灯からLEDへの交換工事、換気扇
の交換、インターホンの交換工事など細かな工事仕事はたくさ
んあります。

街の電気屋さんは、この意味では、電気機器の交換工事などが
主体であり、多くの商品を販売しているわけではありません。
推測ですが、収益の多くは、交換工事費が占めているはずです。
めんどうな作業をこつこつと取りながら、顧客との関係を築い
ています。
パナソニックのお店は、テリトリーもしっかりと決まっている
ようですから、街の電気屋さん同士が価格競争をする必要はな
いのですが、それでも量販店に負けない販売価格と工事費用を
捻出できるのは、人件費がかかっていないからです。
電気店は自宅兼用です。
工事仕事をするのは、店のおやじさんと息子さん、さらに繁忙
期にアルバイトを雇っているくらいで済んでいるようですから、
人件費がほとんどかかりません。
店舗費用も自宅ですから同様です。

時代の流れをうまく読んで商売をまわしています。
要は、ニッチな市場で自らが対応できる範囲で、いかに付加価
値を高くするかという努力をしています。
付加価値がある商売方法を構築できている街の電気屋さんは、
これからの時代のなかでも確実に生き残っていくでしょう。
私は、そう確信しています。

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