経営とは、中小企業に限らず経営者は覚悟がいる。
日本のようにお互いもたれかかったような社会は危ない。
少し経営環境が厳しくなれば、営業努力よりも数字をいじる。
数字をいじるためには、関係者がいる。
社員、税理士、公認会計士などだ。
これまでの日本社会は、いわばこれらだけではないが、いろ
いろ利害関係者がもたれかかって生きてきたようなものだ。
中小企業でも数字が伸びないようになると、資金は不足し、
だいたい数字をいじるようになる。
銀行に決算内容をよくみせて、融資を引き出すためだ。
ところが実態がない経営は、いずれぼろが出る。
大手企業とて同じだ。
行き過ぎた売上至上主義は、関係者を巻き込みながら事業が
成長しているようにみせる。
日本の多くの企業は、決算数字だけみれば上げ底だ。
見栄えが良い数字が並ぶ。
厳しさがない社会は、いつまでも人間を自立させない。
あれが悪い、これが悪いのオンパレードだ。
もちろん、いろいろなことに挑戦しようとする人たちにとっ
ても居心地が悪い。
規制が厳しく、挑戦しようにも参入できないからだ。
規制がなくなれば、これまた、その影響で悪質な事業者が増
えたりするためか、再度規制がかかる。
いわばいたちごっこ状態だ。
やはり、付加価値が高い製品やサービスを開発して、世界に
打って出るのが一番だ。
この国の社会情勢や人口動態からみて、中小企業でも、はや
めにグローバル化する必要がある。
この国のなかだけで、多くのことをやろうとしても、中小企
業ほど搾取されている存在はない。
結局、そんな企業が粉飾にはしる。
粉飾にはまる前に考え、行動するしかない。
今は取引交渉に値上げをお願いしなければ、中小企業は、キ
ャッシュフローが減少していく。
そして粉飾をやるようになる。
人件費やその他経費などは、毎年上がるうえに、確実にキャ
ッシュがでていく。
利益の増加がない中小企業が多すぎる。
こうなると、勘定あって銭足らずになる。
中小企業にとって粉飾する時間があれば、値上げを認めても
らい、さらに利益を確保していくほかない。
しかも、人員増は可能な限り少なくしなければならない。
一人当たりの利益額が大事だ。
売上ではない。
こんな中小企業の経営を考えるだけで、私は、ぞっとしてし
まう。
余程、覚悟なければ中小企業の経営者は勤まらない。
私では無理だろう。
しかし、能力は低いが粉飾しない覚悟はできていた。
粉飾をする人間は、いつまでも自分ファーストだ。
交際費や社有車(国産高級車や外車など)をみればわかる。
利益がでていないにもかかわらず、よく金を使う。
まさに自業自得だ。
粉飾など何を言わんか、だ。

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