現代はAI時代のようだが、私はあくまで人間の時代だと思っ
ている。とくに中小企業は人間が中心となって事業が拡大し
ていく。AIを利用できる環境が、そもそも少ない。
しかも、時代は、大きく変わろうとしている。
新自由主義的な時代から、どうやら世界経済はブロック化し
ていきそうだ。
日本が占める地位も変化する。
これまでのような大手企業の下請けばかりやってきた中小企
業や国内消費だけに依存する中小企業は淘汰されていくだろ
う。もっとも、国内において人口が減少していくが、消費者
が求める商品やサービスを提供でき、十分な賃上げができる
中小企業であればよい。
だが、それでも国内の消費水準は人口減少により確実に減っ
ていく。米国の消費は、民主主義陣営のなかでは、これから
も伸びていくだろう。
それでも中国との関係において消費財や資源を輸入する環境
にはない。
国内産業を奪い多くの国民が貧富の差に苦悩している。
新自由主義への問題が生じているが、それはとりもなおさず
中国などからの輸入削減へ結びつく。
しかも、これまで中国は、米国に輸出することで富を蓄え、
軍事力を強化してきた。
こんな状況を米国は、トランプ後も、許していくわけがない。
ブロック化は、わが国の地位が相対的に上がっていくことを
意味する。
中小企業こそ、この時代を俯瞰して、そして注力しなければ
ならない。最低賃金が高いなどと、無能な経営者の横並びに
ならないことだ。
今日の大手企業は、これまで中小企業から搾取した変動費で
利益を出しているだけだ。
こんな大手企業といつまでも取引をしてはならない。
十分な利益があれば別だが、これから先、従来のような取引
をしても、さらに買いたたかれることになる。
市場は自ら作るものだ。
ただし、昭和の企業のように安いものをわが国で生産して、
海外で大量販売するような方法は、すでに通じない。
あくまで自社で付加価値がある商品やサービスを生み出すこ
とだ。
中小企業に戦略などのしゃれたものはない。
人を雇い、自らの現場から市場をみよだ。
そして事業は人に任せて、経営者は米国などの国をまわって
市場をよくみることだ。
自分で歩け。
誰も中小企業など助けてくれない。
創業経営者なら、外国をみるだけでインスピレーションが涌
くだろう。
わが国が生き残るための市場は、米国をはじめじ民主主義が
少なからず残っている国だ。
1990年までは、ソビエトを中心としたブロック化だが、
これからは中国が盟主となる。
誇大妄想な国と付き合っている時間はない。
火の粉が飛んでくれば、政府に任せるしかない。
創業者は、事業で自ら立ちあがることだ。
歴史は繰り返す、そこに中小企業のチャンスがある。

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