経理 記帳代行ならエヌエスアカウトスタッフ

AI

私はAIに冷めている

私はめんどくさがりやだ。
また、横着者だから仕事をしていてもシステムに載せられる
ものは、どんどんシステム化してきた。
その方が効率がよいからだ。
標準化するということだ。
ただし、標準化しても競争優位にはならない。
どこも同じことをしているからだ。

AI競争も同じだ、と考えている。
AIを導入するだけでは、どこも同じだ。
前にも書いたが、大手企業のように独自のプロンプトを構築
できれば別だが、中小企業がAIを導入しても競争優位には
ならない。
今より楽に標準化が進むくらいだろう。

私たち人間がやらなければならいことは、哲学者によれば
『未知のものと十分に向き合い、問題を解決する手段が不足
していることを認識し、最も重要なことに集中できる問いを
発し始めること』だと書いてあった。

また『マイクロソフトや他のAIを活用した「思考のためのツ
ール」は、ハイライト、ジレンマ、考察のための問いを提供
することで、思考するための時間と空間を与えるのとは逆の
ことをしている。未知のものと向き合い、手段の不足を受け
入れ、適切な問いを決定するための余地を作るのではなく、
生産的で効率的かつ革新的であるための手段で圧倒し、考え
る必要がないと思わせるのだ』とコメントがあった。

私は、AIをほとんど使わないが、理由は、現役時代のよう
に多くの資料を探す必要がないからだろう。
資料などを探す手間は、私の現役時代から比べると、時間を
極端に削減できるだろう。
だが、ふっと思った。
当時、自分で資料を探していても、私なりのプロンプトがあ
った、と思う。
いわゆる自分なりのポイントオブビューだ。

私はかなり独自な視点で提案書などを作成する。
いろいろな課題を解決するにも自分の視点を大事にした。
これにはかなり自信があった。
そのおかげで経営者の信頼を得た。
このようなポイントオブビューを作るとは、AIを利用して
も独自のプロンプトが必要だ、ということだ。

自分なりの視点を作るとは、まさにアナログ的な経験からき
ている。
どれほど挑戦して、失敗したことだろう。
そのおかげで自分の視点ができた。
また、一人が好きな私は、社会を自分の目で眺めていた。
そこには多くの矛盾が存在した。
また、人間は時間とともに変化する。
そこに人間の生き方と視点がみえる。
小学生時代の能力など知れている。
AIを使うにしても、自分の視点がない人間になにができる
のだろうか、と思っている。
私は、AIに冷めているが、自分が経験でつかんだことには
自信がある。

*このコメントは、noteと共有しています。

news allread more

share this one