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会社

会社とはやることを決めて行動するところだ

会社はやることを決めるところだ。
多くの中小企業では、毎日きのうの続きをやっているだけだ
った。きょう何をやるかをわかっていなかった。
リーダーもいなければ、いつも社長の指示を待っているだけ
が仕事のようでした。
言われたことしかやらない、それが仕事でした。

これは社員が悪いわけではありません。
社員をそのようにしてしまった経営者に問題があります。
何をやるかを決めきれない会社は成長もしません。
また、社長だけが、これをやると決める会社も成長しないも
のです。
理由も簡単だ。
社長の指示で動くが、社長が考えているようには、社員は動
かないからです。会社のなかで社員が行動できるようになる
には、行動できるようにしていくための工夫や仕組みが必要
になります。

社員が動けるようになるとは、社員を自立させることですが、
そのための人的仕組みを作ることが、多くの企業ではできて
いません。
むずかしいことではないからこそ、そのような仕組みを作れ
ないのだ、と思います。
成長する企業は、経営者を含めて人的な仕組みができていま
す。ガイドラインはあるのですが、社長が指示ばかりするこ
とはありません。
企業ごとに独自性のあるやり方を作りあげていました。

会社は、ビジョンを掲げるだけでなく、人が実際に行動でき
る形の言葉や計画にすることが重要です。
今月、今週、今日、これをやります、という具体的な言葉で
あり行動計画です。
上司やリーダーの言葉は、常に具体的な言葉で行動に落とし
込まれなければ、組織の成果はだせません。
成果はやる気ではなく、具体的な言葉を実行するから生まれ
ます。成果の源流は、常に具体的な行動を起こすことです。

多くの人たちは、成果を出すには強い意志が必要だ、と考え
ますが、実際は、具体的な言葉を実行に移すことで成果が生
まれます。
組織を動かすものは、具体的な言葉(行動計画)を実行する
ことです。

行動計画の明確さを部下に感じさせ、行動を起こせる環境を
整え、自主性を与えることで自然と社員自身が行動へ移行で
きるようにしていきます。
そこには抽象性がなく地味ですが、行動計画は真の成果を生
み出す力があります。
反対に抽象性がないとは、具体性だけで仕事が行われます。
それだけ日々厳しい行動が求められるということです。

成果を出すとは、具体的な言葉を投げかけ、人が自然に行動
計画を生み出すようにすることです。
社員が行動するには、小さなことでも明確な行動が取れるよ
うに、仕事を具体化する連続作業なのです。
中小企業に足りない点もここにありました。

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