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人事

若いとは冒険できること

昨日、5時から大谷投手が投げる試合をみていた。
投球は、これまで投げた試合と同様に安定していた。
昨日、立ち上がり二人の打者には直球(フォーシーム)で攻
めていた。ジャイアンツの打者は、変化球がくると思ってい
るのか、大谷投手が投げるフォーシームに振り遅れていた。
これがズバッと決まり三振だ。
三人目は、98マイルのフォーシームについてくるので、すぐ
に変化球に切り替えて三振をとった臨機応変な組立だ。
キャッチャーは、若いラッシング捕手だった。

どちらがリードしていたかはわからないが、試合後のコメン
トを読むと、ラッシング捕手の戦略だったようだ。
若いということは冒険ができる。
自分の感性を信じているのだろう。
ラッシング選手は勇気がある。
この点、スミス捕手のリードはセオリーに近いのではないだ
ろうか。冒険する年齢でもない。
これまでの経験とデータを駆使した配給なのだろう。

先日、山本投手が初回を守り切れず降板した。
この配給に関して解説をしていた元オリックス監督の中嶋さ
んは、その日のベストピッチになっていたフォーシームを選
択するほうがよかったのではないか、と話をされていた。
私は素人だからよくわからないが、この日、変化球は結構暴
れていた。そんななかでも山本投手のフォーシームはよかっ
たように記憶する。

データも大切な要素ではあるが、その日の投球内容に目を向
けて、データと照らし合わせながらも、どんな球種を選択す
るかは投手が投げる球の精度だと思う。
山本投手の投球をみていると、コントロールがよいだけに変
化球を使ってコーナーギリギリを攻めようとしているように
思われる。この点、ロバーツ監督が話すようにもっと大胆に
ストライクを狙ってもよいのではないだろうか。

ちなみに、昨日の大谷選手の初回の投球は、ど真ん中に投げ
るケースもあるくらい速球を投げ込んでいた。
相手打者は変化球が頭にあるので、フォーシームについてい
けない。また、フォーシームについてくる打者には、すかさ
ず変化球を投じて三振をとった。
大谷選手は、山本投手にお手本をみせているように、私には
思えた。

山本投手は、もう少し大胆に攻めてもよいのではないのでは
ないだろうか。ラッシング捕手は、若いキャッチャーだけに
大胆なリードをしていた。
相手に予想されるリードとは、データに従ったリードになり
やすい。相手打者もデータを調べている。
データだけのリードでは限界があるだろう。
選手は人間だ。
その日の調子の良し悪しもある。
打者と投手との相性もあるだろう。

良い変化球をもっている投手が、フォーシームを活かして投
球を組み立てることには、捕手の冒険心が必要になる。
若いということは怖さがない。
大胆なリードができる。
どのような投手でも、そのような投球を選択できるかと言え
ば、できないだろう。ある程度フォーシームに威力がある投
手ということになるのではないだろうか。

大谷投手の後を引き継いだシーハン投手も速球が良い投手だ。
大谷投手の後でも相手打者を威圧するフォーシームと切れの
良い変化球をもっている。しかも、長いイニングを投げれる。
結果として勝利投手となった。
5回は投げれなかったが、良い投球をしていた。
その後は、ベシア投手とスコット投手で一点差を守り、逃げ
切った。
ドジャースは、やっと連敗を終わらせた。
それでもまだ試練は続くだろう。

今日、山本投手の投球をみているが、大谷選手から投球スタ
イルを学べることができただろうか、とみている。
初回は、やはりフォーシームを利用した大胆な攻めをしてい
た。ストライクゾーンへ投げ込んでいた。
変化球主体のかわすピッチングから、球種を活かした攻める
配給をみたい。大谷投手のように良い投手の球は、ど真ん中
に投げ込んでも、そうそう簡単に打たれないものだ、という
ことがよくわかった。
野球のおもしろさは、まだいろいろなところにあるのだろう。
目が離せない。

今日は、山本投手のフォーシームがよい。
若手のラッシング捕手は、冒険心でチーム悪い雰囲気を変え
ていく。
人事の妙だ。
企業の人事でも同様なことができる。
若さとは、いつの時代でも冒険ができることだ。

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