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人間

人間がもつ能力を考え直してみる必要がありそうだ

人間がもっている能力を考え直してみる必要がありそうだ。野
球では、大谷選手のような打者と投手をやれる人間が、MLBレ
ベルのなかに現れた。あるいは、日本ハムのように若手の能力
をうまく引き出しながらよい成績をあげているチームがある。

人間の能力ほどつかみきれないものはない。理由は簡単だ。学
校などの成績などだけでは人間の能力はみえてこないからだ。
組織のなかで働いていくには、仕事に必要な能力を身につけな
ければならない理由もそこにある。能力とは辞書を引いてみれ
ば「物事をなしうるカやはたらき」と書いてある。日常用語で
言えば、何かができる力ということらしく、人間にはいろいろ
な自分で身に着けた教養や技術などが考えられる。

能力という言葉を探してみれば、思考能力、日本語能力、コミ
ュニケーション能力、計算能力、情報などの処理能力、運動能
力などが目に付くが、会社のなかでは、問題解決能力、計画立
案能力、適応能力、対人能力、調整能力、折衝能力、統合能力
などたくさんの能力があることがわかる。

これほど能力という言葉があるということは、それだけ人間の
能力を把握することはむずかしいということだ。先ず、運動で
も仕事でもやってみなければ能力を把握することができない。
しかも、ある会社では能力を発揮することができなくとも、別
な会社で能力を発揮する場合もある。

あるいは日本ハムではないが、新庄監督との出会いで能力が開
花する選手もでてくる。人間の能力は、ある意味では計り知れ
ないということだろう。
東洋では人間の能力を幅広くみている傾向があるようだ。器量
や力量などという言葉がある。よいケースで使われときもある
が、悪いケースもある。それでも、私の人生のなかでみれば、
力量がある人間との出会いと仕事のなかで自分の能力を身に着
けてきたことだけは間違いない。

中小企業の経営者のなかには、残念だが力量がない経営者が多
かった。会社の成長もないが、人間が成長する素地がない。今
の時代だけではないが、やはり人間の潜在能力を確信している
経営者だけが、会社のなかの人間の能力を引き出し、事業に活
用し、そして好業績を社員全員で出していくことができた。
改めて人間の能力を考え直してみることが、中小企業には求め
られている。

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