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人間

経営者が昭和の時代に力をつけてきた企業ほど危ない

私は昭和生まれで会社生活も昭和の時代がメインだった。だか
らだろうか。不祥事を起こす企業における内情が多少理解でき
る。とにかく属人的な組織が多く、だいたい経営者と社員は親
分子分関係で運営されている。私が知る一部を除いてだが、そ
んな運営がなされていた。

出世は、見事に属人的関係のうえに成り立っていた。効率がよ
い。親分が一言言えば、物事が動く。グレーゾーンの仕事など
当たり前のようにやる。
私は、そんなガチ昭和が嫌いだった。親分子分関係から逃げ出
した。めんどくさいからだ。

私は自分が自由に仕事をやりたいタイプだった。出世より仕事
をやりたいタイプだ。
昭和から長く経営者の席にいる人たちは、はやめに世代交代し
たほうがよい。今の時代からすれば、ガチな昭和の親分子分関
係は問題を起こすことが多いと思われる。
社会から遊離した経営になりやすいからだ。

経営者の出処進退は自分で決定するほかないが、これができれ
ば、世代交代によって企業は成長していくだろう。もっとも、
若い経営者でも昭和の親分に育てられたタイプは危険かもわか
らない。企業体質にも、慣性の法則が働くからだ。

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