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権力

経営者が部下に忖度されるようになると危険です

経営者が部下に忖度されるようになると危険です。そのような
状況が生まれてくると経営者やその取り巻きが打ち出す方針を
批判する一部の人たちが現れたとき、その批判を受け容れなが
がら議論を深めるということをしなくなるからです。

むしろ、主流派の幹部たちは、自分たちにとって都合のよい状
況を作り、維持しながら、経営者の方針をさらに持ち上げるこ
とで自分たちの地位を確保していきます。経営者が自信 (万能
感 )をもてば、最終的に人事権を使って、主流派に反対する人
たちを排除していきました。
残念ですが、忖度をおこなう組織風土は、経営者を無能にして
いきます。

会社内で一度でもこういう人事権を行使すると、オープンな議
論ができていた組織は決定的に変質していきます。わかりやす
い言葉でいえば、恐怖政治になっていきます。
物言えば唇寒し、という状況がやってきます。
誰も話をすることなく、経営者や主流派の人間たちの様子をう
かがうことになります。
面従腹背の姿勢で仕事をおこないます。

このような恐怖経営において経営批判を行いくびにされたのは、
他でもない私でした。
私は、言うべきことは必ず言いますから、経営者の判断も早い
ものです。解雇ということです。中小企業では解雇は当たり前
なのです。残された従業員たちは、文句を言わずに、黙々と仕
事に耐えようと努めていました。

私程度の直言では、中小企業の経営者は変わりません。
堂々と、解雇を申し渡します。
私は、この企業、倒産するかな、と思っていましたが、会社は
まだ健在ですが、当時いた創業経営者は、後進に社長を譲った
ようです。その理由は、これから判明するでしょう。

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