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中小企業

2025年を知ることが中小企業経営の再スタートでしょう

2025年、人材不足が約505万人に達すると予測されています。
また、人口構成の急激な変化を背景に、2025年には、国民の
約5人に1人が75歳以上の後期高齢者、約3人に1人が65歳以上
の高齢者になると予測されているところです。
特にこのような人口構成の変化は、社会保障費の負担増や医
療、あるいは介護体制の維持が厳しくなり、労働力不足に直
面し、人手不足は、サービス業や医療・福祉分野で顕著にな
ると予測されています。

現在のように大手企業の初任給アップが続けば、企業間の人
材獲得が激化し、中小企業は大企業に比べて人材確保が困難
となり、さらに人手不足が加速します。
倒産件数においても2024年上半期には、人手不足を原因とす
る倒産が163件に達し過去最高を更新しています。

特に地方の中小企業では、若年層の流出や人材不足が深刻で、
経営の維持が困難な状況になっていると想像されます。
人手不足は、大手企業に限らず中小企業を含めて企業経営に
甚大な影響を及ぼします。
ひとつ言えることは、これまでよりも人材の流動化が激しく
なることです。そんななかで勝負していく中小企業では、賃
金だけで勝負しても限界があります。

採用においては、先ず積極的に自社のサービスや製品の特長
を説明していくことが求められます。
そのために自社にしかできないサービスや製品開発を進めて
行く必要があります。
そんことできるわけがないという経営者は、そこで終わりな
のです。はやめ会社を清算したほうがよいでしょう。
ずるずると会社を経営していても、うまくいく時代ではあり
ません。

わが国の中小企業経営者は、あらゆるリソースを活用して戦
う以外にありません。そんな時代にあって経験豊かな高齢者
の戦力化は必須です。
大手企業からぞくぞく退職してくる人たちにどのようなチャ
ンス与えるかで、中小企業の盛衰が決まることもあるのでは
ないでしょうか。

このような時代は、中小企業の経営者ほど視野を広くもつこ
とが求められます。
中小企業の経営者は、そもそも視野が狭いものでした。
だらか、中小企業から脱皮できないのです。
視野を広くするだけで経営のヒントを知ることができるでし
ょう。
いつまでも自分が自分がでは経営はできません。人に任せる
ことを体得すれば、事業の拡大の可能性は飛躍的に高くなる
ものです。

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