中小企業の採用は大変です。先ず、新卒採用などが簡単にでき
ませんから、ほとんどが中途採用になります。
会社が成長していれば人材の強化は必須条件ですが、中小企業
の採用では大手企業のような人材はきてくれないと考えておい
てください。
余程特徴がある製品をもっていたり、テレビのニュースなどで
取り上げてもらえば別ですが、中小企業の人材の採用はむずか
しいです。そのような採用環境でどのようにして採用をおこな
うかが、ポイントになります。
実は、中小企業ほど多様なやり方があります。人材採用会社が
もってくる採用方法はオリジナリティーがありません。だいた
い母集団を増やすくらいに考えておいたほうがよいでしょう。
中小企業ほど、自社のオリジナリティーをもった採用ツールの
開発が必要となります。
大手企業と違いすべてが自社を中心に考えていけばよいだけで
す。中小企業は、そもそもオリジナリティーをもっています。
大手企業の採用のまねをする必要もなく、真似をしてもよい人
材を採用することはできないでしょう。
また、私の場合ですが、社内研修はシンプルな内容でおこない、
すぐに経営活動に活かしていけることをおこないます。むずか
しいことをやる必要はありません。
ただし、前提条件があります。
社員自らが考えて行動するようにしていきますから、オープン
な経営環境が必須です。
そのうえで利益責任をもたせる人材育成をします。
中小企業ほど社員を戦力化することで、事業を拡大させていく
ことが可能です。
人材は、企業から遠いところにいるのではなく、経営者の足元
にいます。
社員の話を聞かない経営者の方は、この点で社員研修をする意
味がありません。この場合、研修を受託することはありません。