モードが変わる
私は、仕事を計画的に進めることのほうが好きなタイプです
が、それでも管理職となれば、降ってわいたような急な仕事
が現れるものです。とくに人事労務や総務などの仕事では、
突然仕事が降ってきます。
このような急な仕事に対して計画好きな私がとっているスタ
イルは、意識をゲームモードにすることです。解決策をみつ
けることは、不謹慎ですが、ほとんどゲームと同じで、遊び
の感覚が自然とわいてきます。このことで急な仕事でも嫌な
感じになるこを避けているようです。

人間というもは面白いものです。普段は計画的に仕事や物事
をやっていくタイプなのですが、時として、自分のモードが
変わることが面白くもあります。不思議な現象です。元来、
好奇心旺盛というのも関係があるのかもわかりません。解を
探し求めることが好きなのです。だからでしょうか。パソコ
ンのトラブルも時間があれば、自分で解を探し出してしまい
ます。その間は無我夢中で時がたつを忘れています。それほ
どはまってしまいます。

問題を解決するのは遊びの感覚
トラブルは、遊びの餌のようなものでしょうか。困るの
ですが、「なぜ」を探す欲求心のほうが勝っていくようです。
このなぜのおかげで、スマホやＰＣ、あるいはソフトウェア
のトラブルは解決します。
もっともむずかしい問題は、やはり人がからんだ問題でしょ
うか。理由は、人は複雑そのものだからです。一筋縄でいき
ません。失敗もありますが、それでも自分なりの解をみつけ
だして対応してきました。
人に対する解の求め方の違いは、感情が含まれることと、私
自身の覚悟が常に求められることかもわかりません。

相手に伝わるということは、相手はこちらの覚悟をみている
ようです。言葉、姿、語り口調、迫力、あるいはその人がも
っている内面の強さなどでしょうか。私は、どのような問題
にも諦めないタイプです。自分が考え動くことで、必ず解決
できるという信念みたいなものがあるように思えます。普段
はのほほんとしているのですが、なにか問題が発生すると、
急にスイッチが入る感覚です。不思議です。このようなこと
を思い出してみると、人が起こす問題とのかかわりが、一
番むずかしいのですが、その他の問題と比べると、解をみつ
けだすレベルは相当高くなり、失敗したときの精神的ダメー
ジも大きくなるのですが、それでも面白く、楽しかったとい
うのが現在の心境でしょうか。

突然の問題は人生そのもの
突然の問題は、なにも会社だけではありません。家庭生活で
同様に発生します。そのときどのように対応するかは、仕事
で問題が発生する場合と同じです。運という要素も必要です
が、日本という国は、その点、まだ恵まれた環境にあります。
解をみつける努力をすれば、良き人に巡り合うことも可能で
す。問題も自分の考え方ひとつで人生を豊かにしてくれるも
ののひとつなのかもわかりません。
何事も自分で行動しながら考え、自らの解をつくっていくの
が仕事ではないでしょうか。人生も、また、同じです。