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経営

市場が縮小するなかの焦りか

千葉銀行は、リスクが高いとされる金融商品「仕組み債」の
販売を巡り金融庁から業務改善命令を出されました。顧客を
軽視し利益獲得に走った姿勢を問題視している、と報道され
ています。地方銀行の根本的な問題は、現在の日本の課題が
そのまま見えているようです。地銀の合併や経営不振企業へ
融資、アパートローン、さらに千葉銀行のような金融商品販
売など金融市場が縮小していく焦りそのものではないでしょ
うか。私は、千葉銀行までが、という驚きでした。千葉銀行
は地銀の中では上位にランクされている銀行です。

銀行は、日銀の金融緩和による超低金利の長期化で経営環境
の厳しさが増しています。また、新型コロナウイルス禍で疲
弊した地域経済の再起動が、これからうまくいくのかという
課題もあります。銀行が地域経済にとって重要だと言われて
も利益がでない融資などはありえないわけですから、金融商
品の販売という利益確保に走る構図があったのではないでし
ょうか。地銀上位行の千葉銀行からしてこのような状況です
から、その他の地方銀行のおかれた立場は相当厳しいことに
なっている、と想像されます。

本当の意味で企業を支える経営をしていなければ、どのよう
な銀行でも同じことを繰り返すでしょう。それからすると信
用金庫などは、企業に張り付いて経営を支えているところが
多いようですから生き残っていく力をもっているのかもわか
りません。金融ビッグバン以降は元本が保証されない投資信
託を取り扱う信用金庫が増加したようですが、城南信用金庫
のように経営方針の中で「投資信託は取り扱わない」とする
信用金庫があります。厳しい時代だからこそ、改めて企業は
足元を見つめなおすことが必要ではないでしょうか。

【参考】

資料:産経新聞
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